2015/12/07
寒い季節は「白湯」がおすすめ
寒い季節の朝は、”白湯”での水分補給がおすすめです♪
夏は起き抜けの水は格別に美味しく感じますが、冬は「なんとなく飲みづらい」と感じませんか。それもそのはず、36度前後の人の体内にとっては、外気と同じ温度の常温水(25度程度)であっても、「冷たい」と体感してしまうのです。
また、ヒトはお風呂上がり〜寝る直前に体温のピークを迎え、睡眠中にゆるやかに低下します。一日のうちで、もっとも体温が下がる明け方〜起床時間は胃腸をはじめとする臓器も冷えている状態に。午前いっぱいなかなか調子があがらないという方は、体内が冷えてしまっている可能性大!
そこでぜひ取り入れて欲しいのが体温上昇を促してくれる「白湯」なのです。
インドの伝承医学、アーユルヴェーダにおいても起きぬけの白湯は、解毒効果および臓器を温めて体温・新陳代謝の上昇を促してくれるとされています。
また、寝ている間に溜まった老廃物を体外に排出してくれるという点でも有効。
便秘の方も、白湯を飲んだ直後に腸が活発に動き出してお通じがきた!ということも多く見受けられるそうです。
胃腸に活動開始のサインを送りつつ、調子も整えてくれる白湯の飲み方は、以下の3つがポイント。
早速マスターしましょう!
白湯の飲み方ポイント
●50度前後の人肌以上の温度
●コップ1杯250mLが適量
●時間をかけてゆっくり飲む
白湯は一般的に50度程度が良いといわれていますが、忙しい朝に温度をいちいち計るのは現実的ではありませんよね。
コップ1杯の量を一度沸騰させてから人肌程度に冷めた所で飲みましょう。
また、一度少なめの水を煮立たせてから常温水をプラスすると時短にもなります。
白湯は飲み方にもポイントがあります。
冷えた体にいきなり体温以上の水分を入れると身体が驚いてしまい、かえって負担となってしまうことも。
ベストなのは、約20分間、時間をかけてゆっくり飲むこと。
ドレッサーやテーブルの上に置いて一作業終わるごとに少しずつ飲むと良いでしょう。
美容効果はもちろんのこと、身体がしっかり温まると、朝外に出る時もおっくうではなくなりますよ!
簡単♡白湯のアレンジ法
白湯は身体に良いということを頭では理解していても、「飲みにくい、白湯の味そのものが好きになれない」という方もきっと多いのではないでしょうか。
そんな方は、以下のようなフレーバーを白湯にプラスしてみましょう!
・ ショウガ
・ ハチミツ
・ シナモン
・ 梅×昆布
・ 黒砂糖
・ ココナッツオイル×ハチミツ×レモン
特にシナモンは脂肪を生成するインスリンを抑制する効果があるのでダイエット中には最適。
ほっとするような香りも寒いこの季節にぴったりです。
ただし、摂りすぎると、肝障害に影響がでてくるので、小さじ4杯程度に留めておくようにしましょう。
また、ハチミツは採取される花や植物によってもたらされる効能異なります。
ラベンダーならリラックス、マヌカ花ハニーであればアンチエイジングなど、欲しい美容効果にあわせて摂るようにしましょう。
もちろんカフェインレスのハーブティからはじめてみるのもOKです。
実は、白湯を「美味しくない」と感じてしまう方は、身体の感覚が鈍っていたり慢性的な冷え性に陥ったりしている可能性も。
一方、健康的な方は味覚が研ぎすまされているのでやさしい味わいを感じたり、温かさが心地良かったり、力がみなぎるような感覚を感じるそう。
毎朝1日のスタートを気持ち良く切れるように、白湯を1つのバロメーターとして活用してみましょう!
寒い季節にぴったりの白湯を味方につけて、余分なものを溜め込まない美しいボディを手に入れましょう!